梅のある日本の暮らし 大谷屋

立春を過ぎたころから、少しずつ春を呼び込むように一輪また一輪と咲き始める梅の花。ときにはなごり雪舞う寒さに耐えながらも、凛とほころび始めるその姿は“春告草 (はるつげぐさ)”と呼ばれ、万葉の時代から人々の心をとらえてきました。その馥郁たる香りと気品ある姿で日本人の心に寄り添い愛でられてきた梅の花は、やがて初夏に実を結び収穫されて梅干へと姿を変え、古の時代から私たち日本人の身体を支え続けてくれています。 大谷屋 は、日本一の梅の里 紀州でその恵みを一粒一粒丹念に愛情をもって仕込み、梅本来の味わいを大切にした梅干づくりを大正年創業から守り続けてきました。日本人の心ともいうべき梅を育み、その良さを丁寧に伝えていくことが私たちの使命であると考えています。今までもこれからも、梅に備わった力をそのままお届けするための丹精さを大切に、身体に良い梅干しを皆様のもとにお届けしてまいりたいと思っています。

創業は大正四年

  • 大谷屋の歴史

    大谷屋は、大正4年に紀州田辺の地で 梅干屋としての商いをはじめました。

     

     

大谷屋の梅ぼし

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    皆平の梅

    この梅干は田辺市上芳養皆平地区でしか収穫できない品種で、ねばりのある果肉は白干し梅干に最適といわれています。栽培の難しさや地域が限定されていることから収穫量は少なく、とても希少価値の高い梅です。そんな皆平梅を、粗塩だけで漬け込みました。古来より受け継がれてきた日本の味、あの昔なつかしい“しょっぱい”梅干を、ぜひ味わってみてください。

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    梅甘粋

    完熟の南高梅を“しょっぱさ”と“すっぱさ”を控えめに“うまみ”のだしと“はちみつ”でじっくりと漬け込んだまろやかでほんのり甘口タイプの梅です。

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    朝粥の梅

    天然のしその液にじっくりと漬け込みました。しその色彩と風味豊かな伝統の味です。 .

お店案内

和歌山県田辺市今福町95
TEL:0739-22-4555 FAX:0739-23-1978